Thursday, December 22, 2011

年忘れ

先日、東日本大震災以後の復旧の様子を取材するため、福島・宮城に行ってきました。

さっきその様子を結構詳しく書いていたのですが・・・またこのパソコンのせいで書いていたものが途中で消えてしまいました・・・・・・orz 仮設住宅に入られている方からも直接お話をお伺いしたりしたのですが・・・ただ、取材の一部内容は広報誌(発行部数は少ないそうですが・・・)で記事になる予定ですので、どこかでご覧いただけたらいいなあと思います。

何はともあれ、震災の被害はまだまだ現在進行形のものだと感じました。そうした復興の過程で大切なのは、ひとりひとりの努力はもちろんですが、他人の気持ちをはかる想像力、ひとりひとりの努力を分散させないコーディネート力なども大切なのだなと感じました。(何はともあれお金がないと何もできない、という話もあり、それはそれで説得力がありましたが・・・)

避難所の運営に携わって来られた方にお会いしましたが、避難して来られた方やスタッフの話をよく聴いて求められているものを敏感にかつ的確に察する、そしてそれを一方的に提供するのではなくて、同じ目線の高さから「共に」生み出していこうとする姿勢に感動してしまいました。周囲の人ひとりひとりをすごく大切にされていて「まきこみ力」があるんですね。

ちなみに、今の部署は、個人の能力よりも「つながり力」を大事にした仕事の仕方をしているということを強く感じています。前回は小学校を訪問してきましたが、今回はいくつかの大学を回って、いろんな方から現場の貴重な話を聴くことができました。この歳になってもなお、新鮮な発見があるというのはとてもうれしいものですね。


話はうって変わりますが、それから数日後・・・・・課内の大忘年会にて、「若手有志の余興」とやらに参加してきました。数週間前からネタを準備し、買い出しし、練習し、かなりはっちゃけた芸を披露しました(ちなみに私は秋葉系オタ芸)。先輩が、「準備の過程が楽しいんだよね~」とおっしゃってましたが、本当にそのとおりで前より皆と仲良くなれた気がします。今日はその時の写真をもらったのですが、この写真1枚1枚がきっと懐かしく思い出されるんだろうなあと思ってしまいました。

私もいい歳ですし、皆にこんな充実した時間とつながりを実感できるような機会を提供できるような器の大きな人間にならねば・・・と感じた年忘れの会でした。。

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