Wednesday, May 6, 2009

強さの中の弱さ 弱さの中の強さ

・・・って珍しく殊勝なタイトルにしてみました(笑)

このところのブログを見て心配してくださった方もいて、こんな独り言のようなブログを気にかけてくださる方がいらっしゃるだけでも本当にありがたいことですし、そんな風に心配してくださる方というのは、本当に優しい、というかすごい人だなあと思っています。

翻って私は・・・というと、やっぱり結局、このところ(特に東京に来てから)、自分のことしか考えられなかったように思います。今の自分の苦しさなんて、世間的にはざらにある話で、世の中にはもっと辛い話は山のようにあるのに、結局こうやって大騒ぎするのは自分のことだけで、自分はなんて嫌な奴なんだろうと気づきました。

人の苦しさを理解すること、このことを自分は10代の頃から、ものすごく大事なことだと思っていたのに、いつの間にかそのことを忘れてしまっていました。そして、忘れた頃と符合するように、私はどうしようもない弱い人間に成り下がってしまったという気がしています。

自分は本質的には強い人間だと思っていて、ただ、それも傲慢な考え方かもしれないとも最近思うようになっていて、少なくとも図々しい人間だとは言えるだろうと思っています。そして図々しいがゆえに何かできることがきっとあるんじゃないかとそこらへんは頑固じいさん並に思ったりしています。

では、強さとは、何だろうとあらためて考えてみたのですが、強さというのは、本当は弱さの中にあるんじゃないか、と思いました。本当の強さというのは、おそらく、日々湧き出てくる弱さとの熾烈な戦いから生まれてくるんじゃないのかなと。そして、最終的には自分の苦しさを乗り越えられるのは自分だけで、誰かが助けてくれると思ったら、そこで足が止まってしまうんだろうと。

そしてそう考える一方で、これは今までの話と全く矛盾しないのですが、改めて、自分はやっぱり周りに生かされているんだなあと感じます。今本当に自分ひとりだったらどうだっただろうと思うと、それは考えるだけでも恐ろしいことのような気がします。自分に関わってくれる人がいるからこそ元気でいられるんだということを改めて思い出させられました。

そういう関わりの中で、今もたくさんの貴重な言葉をもらって、自分もいろいろと考え直さないといけない時期に来ていると感じています。ただ、そういう風に言うのは簡単、形にするのは大変。今、私が逃げてはいけないのは後者の方ですね^^

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