Tuesday, December 3, 2013

空飛ぶ広報室

ようやく仕事も一段落♪

したと思ったら、腕や足に赤い点々が・・・(汗)人さまに迷惑をかける病気だとまずいと思い病院に行ったのですが大したこともなく、身体が今まで我慢してきた分が一気に出てきたのかなあと(笑)病院ついでに検診も受けたのですが、何の問題も見つからず、始終疲れてはいるものの、身体が丈夫なことだけがありがたいことです。

ようやく休みが取れたので、学校絡みでは東京地裁に裁判傍聴に行って来ました。弁護士の先生の裁判を見せてもらって、その前後にはマンツーマンでレクチャーもしていただいて、とても有意義な時間でした。

あとは図書館から有川浩の「空飛ぶ広報室」という本を借りて読んだのですが、とても面白かったです。航空自衛隊のブルーインパルスのパイロットの内示を受けていた主人公(空井大祐)が、飲酒運転のトラックに突っ込まれての事故で飛べなくなってしまい、市ヶ谷の航空幕僚監部広報室に異動した後、帝都テレビの若手ディレクター(稲葉リカ)と出会い、お互いに成長していくというストーリーです。

本作は、航空自衛隊の全面協力で作られており、リアルなエピソードが満載でとても面白いです。あまりに面白かったので、ドラマ化されたDVDを急遽借りて一気に見たのですが、こちらも防衛省と航空自衛隊の全面協力で作られており、戦闘機やら輸送機やら救難ヘリやらがバンバン登場しますし、ロケ地も市ヶ谷はもちろん、入間基地や松島基地、防衛大などなどが使われています。また広報室だけでなく、飛行隊、高射隊(ミサイル部隊)、整備部門や、救難団、気象隊、捜索用犬の訓練部署、日本有数のチェンバー(低圧訓練装置)などなど・・・が取り上げられており、航空自衛隊の仕事内容や装備を幅広く見て知ることができてとても面白いです。


TBS「空飛ぶ広報室」ウェブサイト
http://www.tbs.co.jp/soratobu-tbs/


中でも一番の面白さは、実際の自衛官の方をモデルにし、さまざまなエピソードも聞き取りした上で作られているというそのリアルなストーリーでしょうか。あとDVD版で言えば、本物の飛行機(F-15やらT-2などなど)がたくさん見れる♪というのもすごく良かったです。私も航空祭に行ってみたくなりました。

航空自衛隊ホームページ
http://www.mod.go.jp/asdf/

ストーリーのラストは、東日本大震災での救助活動が取り上げられており、ヒーローとして扱ってほしい訳じゃない、ただ他を生かすという心意気で、自分たちのことを後回しにしても救助に全力で取り組んでいた自衛官たちの姿が描かれています。有川さんがどうしてもこの話を入れたいとのことで、出版を1年遅らせたそうです。

憲法改正で自衛隊がこの先どうなってしまうのか、人を殺したいなんて思ったことはない、身近な人を守りたいという空井の気持ちに代弁されるであろう現場の自衛官の人たちがどうなってしまうのか、決して他人事ではなく、国民なら誰もが考えていかないといけない問題だろうと思います。そのためには、まずは表面的に物事を見て理解した気になるのではなくて、いろんな視点から深く理解しようとする努力が必要だと思ったのでした。^^

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